鬱な詩を書き綴る
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コントロール
非道にも欠片は歪に外れるパズル
満たされて腐って逝く其れよりも早く
風は一度か二度、でも救われなかった君
僕は遠目で高価な嘘をただ見送った
壊れていく日常は幾つもの期待を捨てて
掃き溜めで育んだ幼稚と愛情も殺された
温室に咲く花は届かないほど綺麗で
真実に根を張って、操作を待つ病
羅列される景色に別れた葉に触れた
鼓動さえ止めて、今だけは此処に祈る
自由であることを、孤独であることを
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