鬱な詩を書き綴る
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独白
十七歳の春 初めて死にたいと願った
重く圧し掛かる日常に
無力な僕は 逃げ場所さえも無くして
とても空が高い日 教室のベランダから
見下ろす景色に 吸い込まれそうになっても
最後の一歩を 踏み出すことができずに
また僕は この道を歩かされた
ただ 引きずられるように
そして、今
僕はまだ歩いています
重い足を引きずり うなだれたまま
この道の先に見える 奈落の未来へと向かって
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