鬱な詩を書き綴る
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迫害
「神様は昨日、そこから飛び降りたってさ」
薄く告げる この声と凄惨を 受け止めて
軽薄が罪と 決め付けた正義は きっと呪縛
早く逃げ出して 見えた真実に 怯えても
弱さなら誰も 変わらない 嘘と道理だと
信じたのは所詮、安い絵空事と笑えば
肉片になった偶像にも僅かながら救いを
漂白された数多くの眼、その全てに憎まれても
誰もが正当化される自己、迫害された「自身」と
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