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被害者


安易な罵倒で消失した言葉

声、呼吸、思考は金縛り

どうしても動けなくなった

弱者の僕は悪だとの事です

噛み砕いたクスリが効くまでは

どうか何も言わないで

2ヶ月前、あのビルの屋上から

空を飛んだ 被害者は少女

加害者の世界に くすんだ赤を刻んだ

何気ない日常の中でも

自殺の理由は溢れる程にある

それを思い出す希薄な帰り道

暗い道に雨は降るから

涙を隠して ただ僕は方法を考える

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