鬱な詩を書き綴る
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枯葉
向こうの窓から見えるのは
きっと今よりも都合の良い景色
誰かが語る最後の葉の御伽みたく
至上の愛は冷たい風も忘れた
灰色より重く水銀の雨音
絶望的か?粉々に揺れて救いは落ちた
感動の疎外は嘲笑よりも痛かった
緑色の大地に誰もいない孤独を願う
一人で作り上げる人工的な理想
散ることの無い安らかな永遠を祈る声を
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