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枯れた声


6月の終わりに 紫陽花が死んだ

午後には曇りの天気模様

雨が欲しいと泣いた声はもう

その色を無くしていた

代償の種も 救いの手も

求める術すら知らない花は

次々と失っていく希望を

目を閉じて見ている

日毎に枯れていく声は

その日 地面に落ちて

踏み潰されて散った

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