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まぼろし


理不尽が渦巻くここに放り込まれて

もう何年たったっけ?

思い出せないような遠くに浮かぶ

優しい歌は 優しい風景は

きっと全部、まぼろしだったのでしょう

時間はただ速度を上げて

日常は僕の心臓を緩やかに刺す

頭の中は真っ白で真っ黒で

縋るように祈るように

まぼろしの過去を探す 探す

戻らないと知りつつも 帰れないと知りつつも

せめてもの安らぎと慰めを求めて

この場所から手を離すように夢に落ちた

この空から手を離すように夢に落ちた

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