鬱な詩を書き綴る
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水色
切り裂いた手首を浸す浴槽
溶ける様に囁いていた水鏡
紅が揺れ揺れて落ちた瞼に
見え透いた虚実が明滅したら
深化と導かれた空の色に
淡く沈む 鮮やかに浮かぶ
永遠の夢を見て 命は底へ流れるばかり
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