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無人駅


狭くなった世界 息苦しく人ゴミに轢かれた

耐え切れない重さは弱さと 冷たく誰かの答え

足元に引力、鉛の頭、呼吸に酷く疲れて

ベンチに座り 幾つか見送る列車とリズム

落ちた視線、レールに残る跡、遠目で焼き付け

閉じた目蓋 AM10:45 その瞬間、誰もいない駅

空は見えない地下鉄 歪む顔 まばたき

涙は一つ、二つ、隠して、また一つ

零れる嗚咽は 声に変えずに 噛み殺して

うつむき逃げ出したホーム 拙い足取りで

暗い部屋に帰ろう 投げ出して 全て

音も無く、眠れるように、今日の午後、忘れて

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