鬱な詩を書き綴る
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無価値なモノ
何気なく哀しい一日が過ぎた
歩道には横たわる誰か
遠くで罵声をあげる誰か
目を背けて うつむいた
苦しみに満ちた現実は
過去も未来も 僕を飲み込んでいく
どれだけか 終わりを祈る 無力
安らかな 最期だけを どうか
明日も憂鬱と目を覚ますのなら
無価値な命を閉じようとした あの日
きっと それだけが 真実だった
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