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鉛色


夢の終わりに何度目かの嘘を

真実を知れたのは架空の愛情と

逃避が許された僅かな夜だった

また重い体を引き摺るように

消えた誰かの影を追う今日は曇り

足取りを似せて憂鬱は静かな影

一人、雨を待つ眼には暗く

見送った、ただ紅くなる、浴槽を

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