鬱な詩を書き綴る鬱詩.net

鬱な日常を詩で綴る鬱詩.net


変形した夜、体裁の崩れた標本と

吐き出す幼虫は醜くダンスを踊る

ざらつき、ぬるい涙を嘲るように

狂い続ける至上のリアリズム

酸性の空は錆びた紅色で影絵を深くした

フリージアを枯らす灼熱の雨の下を

気分は悪く徘徊、摂理が溶ける脳

着色料をバラ撒いた泥の景色を彷徨う

呂律が回らない安物の豚は最下の僕に

腐食したプライドを嬉々と語った

非情にも抑鬱の濃度は余りに強く

ギロチンの落ちる朝、どうか世界を消して

全て白に変わる時を、一人、眠れます様に

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