鬱な詩を書き綴る
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睡眠
昨日から続いてる弱い夢の中
甘く侵食した風景が幼い視界で
ふと差した絵は恋情にも似てた
乾いた日々に呼吸を灯すように
雨に似せた思いは砂丘に降り注ぐ
救えない現実に目を閉じてそっと
殺された心に、ありふれた嘘の世界
笑って居れるなら、それで構わない
この夜が明け、日常が壊れても
その先の未来には絶えず花が咲く
そう信じて覚めないでいるから
どうかこのまま、僕に朝を告げないでいて
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