鬱な詩を書き綴る
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鈴の音
嘘みたいな現在に悩むより
来週は見知らぬ場所に行こう
猫が鳴らす鈴の音が好きで
静かな部屋で目を閉じて
ただその音を探した
何処よりも綺麗な場所を求める
三毛猫の後をついて行こう
朧月には優しい歌と
明けない夜には花束を飾って
そしていつか
鈴が落ちて音が終われば
灰になって 砂になって
静かに眠れますように
そんな夢を見た月曜日の朝
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