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ビニール傘


胎児の首は枯れて落ちる

這う絵、焦がれるよ床下へ

外の夜に信じられたら切除

遠回り、包まれて暗い繭

ガラクタを愛してよ偽造でも

揺り起こしたら清浄を解いて説いて

振り出した白雨は擬態を殺したよ

この傘に隠したのは手首と星と

生まれなかった人形に一度だけ

眠りの哀別を、深く弱く、深く

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