鬱な詩を書き綴る
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ワルツ
ありきたりで ありふれた 悲劇で少し壊れて
返り血で咲いた 花の様な オカルトを愛した
安物の心で 投売りの愛情で 何も得られずに
騙されて 奪われて 自暴自棄の純粋は歪む
弱い背中と 桜吹雪が揺れる 絶望に霞む春
綺麗な服 思い出の写真 好きな曲は
三拍子で 最後の夜 深い傷に笑った
気だるい風 嘲笑を散らして 一人で眠れる頃
隠した手紙に 鍵は掛けていないから どうか痛みを知って
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