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指先


刻み込むように吹く風

流れる雲は薄弱に消えた

浮き出す命を撫でる今は

叶わない願いさえ暖かい

交わす春の日に信じられたら

永遠と飲み込んだ瞬間の

重なる指先を思い出して

終わる明日を償うように

震えながら書いた手紙を

ただ君に、一つ、送るから

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