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前夜


昨日、終わらない世界には雨が降って

歪む窓に隠して新しい傷を引いた

鈍い痛みに潰れた肺で上手く笑えずに

孤独と無力に落ちる自由の中で一人

引き篭もる部屋には雨音だけが響きます

今日もまた、悲しい夢と悲しい目覚め

ただ、それさえも忘れてしまえるなら

あの日々の全ては嘘だったと一度伝えて

ここに書き残す言葉も捨ててしまったから

返す答えも無いままで、音に混ざる涙

明日、終わらない世界には雨が降って

重い空、繰り返しながら近づいた最期を

どうか一人、そっと迎えられますように

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